地震は爆縮と爆発の連鎖が地殻を振幅させる
地震現象は、地殻内の閉じられた空間で、マグマの熱で水が解離した酸水素ガスが充満してマグマと接触することで爆縮反応が起きて、爆縮で再生された水がマグマと接触して起きる水蒸気爆発により地殻が振幅する現象である。
爆縮による水の形成されるときに酸化反応で発生する熱は、水蒸気爆発で拡散する水蒸気を再度解離する。この繰り返しが地殻の振幅と比例する。
地殻の振動は、水蒸気爆発の地点の直下の場合は地殻は上下に振幅し、その回りでは横の振幅を受ける。
地上では、地盤の固い所は、上下の振幅が強く地割れなどの現象がでる。地盤が弱い所では沈降(陥没)したり液状化現象が発生する。
海底では、地盤が固い所では水蒸気爆発による瞬時の隆起が津波を引き起こす。この場合、引き波は発生しない。
地盤がよわい所では、地殻は沈降し海水は引き波として吸い込まれたのち、引き波どうしがぶつかり合うことで津波が発生する。
地震発生後、残存する酸水素ガスが地表から出て燃焼する。酸水素ガスが地表から出て燃焼する現象は、山火事でも起こり得る。
地震前駆現象(宏観異常現象)について
地震時の地鳴りは、沈降部分の側壁の崩落時の音である。
発光現象は、酸水素ガスの空間の自由電子が大気に放出される現象で、雷の現象の逆である。
1 元素と元素は電子を継手として結合していて、化学分解時には電子は自由電子となる。
2 電流とは電子が濃い空間から薄い空間に自由電子が移動する現象である。従って正電荷は存在しない。
① 海底では温度上昇が起きて魚の異常行動が現れる。
② 地震直前には気温と湿度が上昇する。
③ 井戸の水が蒸発(涸れる)する。
④ 雷雲のときのような電磁波の異常が見られる。
地球人のいう地殻のプレートの境はマグマの河である。北半球では右回りに、南半球では左回りにマグマは流れている。
マグマの対流がぶつかっているところの火山活動や地震活動は強い。
マグマの流れが止まると、酸水素ガスが滞留しやすくなり地震や火山活動が活発になる。
現代の地球は、北極と南極の自由電子の密度が均衡していて、マグマの流れも弱く酸水素ガスが滞留しやすい状況である。
火山の形成と地震
火山の地下には、地下水がマグマで熱せられて酸水素ガス(解離ガス)が溜まりその圧力で地殻が膨張している。
マグマと接している地下水が蒸発して酸水素ガスに解離したときに、マグマを着火源として爆縮が起きる。
膨張していた酸水素ガス(解離ガス)は爆縮して水に戻るが、この水とマグマが接触して水蒸気爆発が起きる。また、爆縮で発生する酸化熱が爆風にのり火砕流となる。
① 火山の地下で酸水素ガス(解離ガス)が膨張。
② マグマと酸水素ガス(解離ガス)が接触し爆縮反応が発生。
③ 爆縮によって形成される水とマグマが接触。水蒸気爆発が発生。
④ 水の形成時の酸化熱が爆風にのり火砕流を発生。
②の時点で、爆縮のベクトルが、地殻の中央部分の時には沈降(カルデラ)し、山腹部分の時には山体崩壊(岩雪崩)を起こす。
沈降の中心部分はマグマの火口となる。
2014/3/25 記