次元の網という概念


(1) 論理性を否定した現代物理学の地球の構造


現代物理学では、地球の内部構造は、岩石質の地殻、岩石質の粘弾性体であるマントル、金属質流体の外核、金属質固体の内核という大きく分けられ、内部にいくほど高温であるとしています。

わからないのは、高温状態である金属質流体の外核に対して、さらに高温状態である内核は、高い圧力で固体の状態であるという論理です。

高温である金属は流体であり、圧力などで固体にはならないのではないでしょうか。また、地球の中心部に高い圧力がかかることもありえません。現代物理学の地球の構造は論理的に破綻しています

この論では、地球の構造は、トーラス構造の球体であるとして、中心は磁束という空洞になっていると考えています。

電子は磁束を通り抜けて地球の周囲を回っていて、現代物理学でいう磁場を形成していますが、この磁場は、大気という層も形成しています。

トーラス構造の星は大気を含めた球体を星というのであり、この大気にフォトンが衝突してスペクトルが形成されます。

次元の形成です。地球には生命が生まれ、そして文明が起きました。生命や文明というものは、次元という世界がなければ存在しません。次元があるからこそ、時間があり意識があると考えるべきでしょう。

次元については下記のように分類されます

  • 一次元の世界 点で構成される世界
  • 二次元の世界 点と線で構成される空間
  • 三次元の世界、点と線と縦で構成される空間
  • 四次元の世界 点と線と縦と時間軸で構成される空間
  • 五次元の世界 点と線と縦と時間軸で構成される空間がセクタで分割された空間

つまり、次元の世界は、座標軸で区切られた空間といえます。物質の結合では、座標軸の形成はありえません。宇宙には、座標軸で区切られた空間が存在しているはずです。

(2) 次元の網と生命の関係

次元の網は、座標軸で区切られた、網目状の構造体です。左の画像は二次元の次元の網ですが、座標軸が加わったものが、三次元から五次元の空間となります。いまの地球の生命体は、三次元までの空間を認識していて、四次元と五次元の世界は認識しておらず、現代物理学はその姿も想像できていません。

点の世界の一次元、点と線の世界の二次元、座標軸で表す、高さと空間を持つ三次元、時間という空間を持つ四次元、この四次元までの空間を次元の網といい、生命は、この次元の網で、生まれ、育み、営みを停止します。三次元までの世界は、有限の世界です。

四次元と五次元の世界では、物理的な生命エネルギーは存在しませんが、意識がその次元を支配しているでしょう。意識とは、フォトンの量子もつれ現象でみられる記憶でもあり、意識と記憶は表裏一体のものですが、いまの地球生命体は、四次元と五次元の世界のコントロールが出来ていません。

次元の網には最初から生命がいるわけではありません。次元の網は、星の周囲に取り付き、引き寄せられるぶ元素や岩石を留めてマントルを形成します。そして、化学反応により様々な物質を生み出し、生命の根源的な物質であるタンパク質を作ります。タンパク質は、生命を誕生させて時間軸の中で進化していきます。そして、この生命が意識をもつことで文明が生まれます。

(3) 次元の網の形成

電子が二つのフォトンに分離することを核分裂といい、光エネルギーと熱エネルギーを生み出すというのは書きました。このうち、フォトンの回転運動でおきる螺旋は、逆回転のフォトンの螺旋と双円錐の空間で結ばれます。この空間が線であり、双円錐の交差の部分が座標です。


フォトンが形成する双円錐の連続が、光学的に観測できる光であり、円錐の空間には、一つのフォトンがあり、その空間を一定の速度で移動しています。一つの円錐の長さが距離となり時間となり、その中のフォトンが記憶や意識となります。

平面座標は、生命の移動距離を示し、空間座標は生命に時間を与えます。そして、座標は、意識そのものであり、五次元は、空間座標を意識がコントロールする世界となります。

この次元の網が、やはり光によって分断されたものが宇宙には漂っていて、星の球体に取り付くことで、網の目の空間に物質が堆積して星を成長させます。マントルと地殻を形成した次元の網は、星が消滅したり、他の星との衝突などの衝撃で、マントルや地殻を付けた状態で、星から離れることもあります。

それは、やどかりが背負っている貝殻を替えるように、次元の網も、星を乗り換えられるのであり、次元の網の生まれた生命のDNAは、星が継承するのではなく、次元の網で継承されていることを理解しなければなりません。いいかえると、星自体では生命は生まれないということになります。