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特開2006-46967の特許技術ウラン濃縮事業の変遷と特開2006-46967
プルサーマルとは プルサーマルは、plutonium thermal useの和製英語であり、これを直訳すると熱気泡化したプルトニウムの使用方法を意味するのであり、使用済み核燃料から六フッ化ウランと六フッ化プルトニウムを転換する技術を言う。 従って、プルトニウムを現在使っている普通の原子力発電所で燃やすというMOX燃料による原子力発電を意味しているのではない。 世界各国はプルトニウムを求めていて、日本のその需要に応えるために原発という嘘をついて、原子炉でプルトニウムを生産しようとしている。 日本の原発メーカーが海外に売り込んでいる技術は、2006年2月に公開された「特開2006-46967」という特許で、使用済み核燃料に、フッ素またはフッ素化合物を作用させ、ウラン及びプルトニウムの混合六フッ化ガスを生成して、ウランとプルトニウムを抽出するという技術だ。出願者は核燃料サイクル機構。 これは軽水炉で作られるプルトニウムを軽水炉の原子炉を利用して濃縮できる技術であり、従来のウラン濃縮技術であるガス拡散法を進歩させたものである。 世界各国はプルトニウムを求めていて、特開2006-46967の特許を利用した原子力プラントを欲しがっている。 ただ、間違ってはいけないのが、世界が求めるプルトニウムは核兵器への転用が目的ではないことだ。 来るべき地球の気候変動や環境変化によって、人間の居住環境を地下に求めなくてはいけなくなったときに、生命を維持する根源的なエネルギー、熱エネルギーを安定的に長期的に得るにはプルトニウムが必要と考えているからだ。ただし、それを享受できるのは極少数の選ばれた市民だけである。 世界の指導者たちは、プルトニウムの需要を核兵器に向けさせ、来るべき地球の、そして人類の未来を隠し通すだろう。 原子炉建設が、原子力発電所建設に置き換えられるように・・・ |