地底王国アガルタは存在するのか


地底王国アガルタ。ヒトラーもその存在を信じて、チベットに探検隊を送り込んだという夢の理想郷シャンバラ伝説。

2012年、オカルトとして扱われてきた地底王国アガルタが存在しうるとしたら、どのように形成されたのか考えるべき年なのではないでしょうか。それには、地球の生い立ちから考えなければなりません。

1 月という星の歴史

鉄をコアとする星は、宇宙をただよう次元の網がからまり覆われます。磁束のある鉄のコアは電磁力によって周囲の岩石を引き寄せ、衝突の衝撃で熱を発生させてマントルを形成します。マントルはいろいろな科学反応をおこして、多様な物質を生み、それは、次元のもつ時間という座標軸によって生命を生みます。

次元の網は地殻を形成したあと、岩石の衝突などでマントルを形成し、その外側が冷えて地殻を作り、この地殻上で生命が誕生し進化していきます。そして意識の登場で文明が起きます。

鉄をコアとする星は、現在の地球に対して四分の一ぐらいの大きさであったと思われ、地表には海はなく大陸のみではなかったかと考えます。この星の文明はアトランティス伝説として今日に言い伝えられているものです。

この星に、巨大な隕石の衝突が衝突します。地上の生命は絶滅し、次元の網が剥がれます。次元の網は再び宇宙空間を漂うことになります。

2 大陸移動説と地球膨張論

地球膨張論は、地球が膨張することによって地殻が拡張し、大陸が分裂し移動したとする仮説ですが、下記の理由で地球が膨張したという証拠ななく、地球が膨張したことを否定する証拠ばかりです。しかし、大陸移動説は地理学的にシンプルで合理的です。

1 2011年の測量では、測定限界年0.2mmの精度では地球は膨張も収縮もしていない
2 古地磁気の研究結果によると4億年前の地球の半径は現在の102%(± 2.8%)だった
3 地球の慣性モーメントの研究からは、6億2千万年前から地球の半径に大きな変化がなかった

大陸移動説を証明する前に、生命は次元の網で生まれ育まれるということ、そして、次元の網は、やどかりのように星を乗り換えられることを理解するべきでしょう。

つまり、月の次元の網が、隕石の衝突などの衝撃で剥がれ、地球のコアの周囲の大気の外側に拡張して張り付いたと考えると、論理的に整合性が取れます。

3 地球は二重構造となっている

双円錐の一方で形成されたダイヤモンドの核(地球のコア)は、トーラス状の電子の大気を形成していて、鉄のコアの星よりも強い重力を持っていました。

しかしダイヤモンドは電気を通さないために、周囲の物質や岩石は引きよらず、次元の網もかかりませんでした。

そこに鉄のコア(月のコア)から剥がれた次元の網が寄ってきます。次元の網はマントルを伴い、網の目を広げることで、ダイヤモンドの核の周囲の電子の大気の外側に球体状に取り付きます。

大陸移動説は正しかったのであり、地球が膨張したのではなく、現在の月に張り付いていた次元の網が剥がれて、地球のコアの周囲の大気を取り巻くように拡張して張り付いたのです。

4 伝説の大陸や文明は月で存在していた

月の時代の山はもっと急峻で高かったことでしょう。海は深かったでしょう。

次元の網が網の目が広げて地球のコアを取り囲むと、大陸は引き剥がされるように大陸は海で分断されます。山は引き伸ばされるように低くなり、海抜は低くなります。

2000m級の山頂で、貝殻が見つかるのは、そこが月の時代では海面であったのであり、地球で次元の網が広がったことで、海面の位置が下がったのです。

アンデス地方の標高2430mの空中都市マチュ・ピチュは、月の時代の文明であり、当時のマチュ・ピチュは海がそばにあったはずです。ヒトラーが探していた古代文明の痕跡を、中央アジアのチベットに求めたのは正しかったのです。

南極大陸は、標高がほとんど海抜3000m以上で、現在の地球で平均海抜も最も高い大陸です。つまり、月の時代には、マチュ・ピチュやアンデスの山岳高地と同じぐらいの標高であり、この大陸には大きな文明があり、巨大な都市が形成されていたことでしょう。ムー大陸伝説です。

5 地底王国アガルタが存在するとしたならば・・・

地球は、ダイヤモンドの核を中心に、硫黄化水素の大気があり、そのまわりを地殻ではさまれたマントルの層が覆っていて、その外側に酸素を有する大気があります。

マントル層は、北極側でつながっておらず穴が開いて、その穴は氷で覆われています。

地殻の外側では、マントルを流れるマグマによって電磁力が起きて、現代物理学でいう重力があります。そして、地殻のまわりは酸素を含む大気で覆われています。

次元の網の内側では大地に対する重力は感じられません。地殻の火山活動からでる硫黄化水素が大気を形成し、風は、南極から北極に向かい常に吹いています。じっとしていれば、その風に流され空間を漂いながら流されるでしょう。

大地では、コケ類のような植物しか見られません。真下には輝くコアがあります。ダイヤモンドのコアは光を屈折し輝いていてまぶしいくらいでしょう。

地上の生命の痕跡はありませんが、硫黄化水素をエネルギーに変える生命体がその空間にいます。彼らは反重力を使いこなし、内側の空間に都市を作っています。そして、円盤のような乗り物で移動します。彼らは地球外生命体で、地殻の隙間を通って、地球の内側と宇宙空間を行き来しています。

地球の内部は二重構造であり、内部空間はあります。そこに生物の痕跡があり、文明の痕跡があるかどうかと問われれば、存在しないとなりますが、硫黄化水素を取り込む生物の存在は否定できません。

地底王国アガルタは存在するのかと問われれば、それは地球外生命体の存在を私は考えます。

2012.9.9 全面改稿