単管パイプとクランプを使ってのアンカー支柱単体を組み上げる。
家屋の土台にはあと施工アンカーを埋め込み、壁つなぎを連結して固定し、アンカー支柱を固定。リードロープは、クランプを介して連結する。
固定したリードロープの他端は、アンカー支柱のリードロープ通し管の中を通しておいてから、作業員の安全帯と連結して、梯子等を利用して作業員と共に屋根上に上げる。
屋根上の作業員は棟を越えて反対側の屋根面に位置してリードロープを引き上げ、地上の作業員と協力してアンカーを立ち上げて支柱高さ調節管と連結する。この場合に、作業員はリードロープ5が命綱12となっているので安全は確保されている。
今度は反対側のアンカー支柱を立ち上げてリードロープ5を連結する。
アンカー支柱は最低4本立てて、軒桁で連結すれば倒れない。
① 上下(縦)への移動は、ロープのプルージックの結び目を掴んで移動。
②プルージックの結び目を上にみて安全帯の中央から左右180度の範囲で作業が可能(カラビナが移動する)。
③ プルージックの結び目を中心に120度の角度の範囲で左右に移動が可能(アンカーの反対側のロープは開放されているから)
④ 作業中は、安全帯とロープをつなぐプルージックの張力がかかっていること。