経験で得られる知識の概念(2005/10/04)

日本の教育の荒廃の原因は「学歴と資格で生涯賃金が決まる社会」にあります。少子化を迎えて、学歴は、中学校や幼稚園の段階で階層化されています。彼らの学力は、与えられた知識を覚えるだけで、個性のない大人たちに個性を教え込まれます。

そうではなくて、経済では「経験で得られる知識」が技術や創造を支えるのであり、この知識の評価が、対価として評価されなければ、経済社会に活力は生まれません。

教育は、「自由と責任」、「権利と義務」の相関関係の概念を基本に、「学歴と資格で生涯賃金が決まる社会」から、「経験で得られる知識が、労働対価として得られる社会」を目標とする教育体系が必要です。

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