【2001年2月】

2月28日(水)  無責任の自民党とないものねだりの外務官僚
>自民党の野中広務は、森総理大臣のもとで予算案と関連法案の成立を目指す考えを示し、この中で「今、総理大臣を替え、一から所信表明演説をやれば予算は成立しないし、経済はガタガタになる」と発言した。

 自民党に経済状況は、回復基調にありとしているが、一貫して下がりつづける株価と、高い倒産件数と失業率。実態経済は最悪だと思うが、この経済状況の把握が、180度ちがう考えのもの同士が話し合っても議論にならない。野中広務は、「予算の成立しなければ経済がガタガタになる」としているが、責任先送りの予算をいつまで続ける気なのだ。おまえは、今しか考えることができないのか。責任を押し付ける子供達の顔をまともに見れるか。この売国奴。

>自民党の外交関係合同会議は28日午前、党本部で会合を開き、来年度予算案について政府・与党内で浮上していた外交機密費(報償費)の減額を求めないことで一致した

 外交機密費が、外務官僚とその取巻きの飲食代に使われた事実が、世間に知られても、当初予算は必要とする馬鹿げた論理を押し通す、自民党は本物の馬鹿だ。松尾元室長をダミーに使われた飲食費はいくらかわかっているのだから、少なくともその分は減額して当たり前であろう、民間では、リストラの名のもと、経費の詳細まで見直され財務強化に必死だ。日本の財政はどうなんだ。予算は減らす努力はするものであり、現状維持もしくは増額することが仕事だと考えている奴らは日本から出て行け。中田宏議員ではないが、日本語も通じない、簡単な道理もわからない奴らがなぜ国会にいるんだ。

 次期政権は、任命権をもって司法を正常化させ、組織犯罪の官僚を司法の手で裁いてほしい。国民に泣き寝入りをせることはしてはいけない。

2月26日(月)  政府の統計と実態経済の乖離の原因
 国内総生産の7〜9月期改定値が一転しマイナス成長に修正されたのはなにを意味するのか。この修正の原因は、企業の設備投資の延びが、速報は、法人企業動向調査を採用し、「実績見込み」が高い伸びを示していたが、その後発表された法人企業統計季報の「実績」は低い伸びにとどまったからだ。法人企業動向調査より、法人企業統計季報のほうがデーターの裾野が大きく、大企業を守る政府の経済政策を端的に表している。

 日本の統計に対する国際的な不信が高まる中で、内閣府は17日、GDP(国内総生産)統計などの経済統計を抜本的に見直す方針を決めているが、この根本原因は、SNA(国民経済計算体系)の経済主体のなかで、個人企業は家系部門に組み込まれていることが原因ではないだろうか。SNAは、金融機関、非金融法人企業、一般政府、家計、対家計民間非営利団体の5つの制度部門のから成り立つが、個人企業は非金融法人企業ではなく家系部門で計算されている。実態経済の裾野である個人企業を無視した統計が正しいはずはない。個人企業を無視した経済政策が行われることは当然だ。

 GDPの改定値の修正や、日本の統計に対する国際的な不信は、日本経済の中で、個人企業を無視した統計が、政府の統計値と実態経済の乖離を生んではいないだろうか。雇用を守ることは、機能不全をおこしているゼネコンなどが作りだすものではなく、規制を撤廃して、個人企業の活性化による労働の場の創出を目指すべきだろう。

 YAHOOの掲示板の投稿文からの抜粋ですが

 「 私はリストラの必要性に迫られ不採算事業を閉鎖して新規事業への転換をしている最中ですが不採算事業からの撤退による売り上げ減少(当然な事ですが・・)を理由に融資引き上げに直面しています。もちろん新規事業は既に収益を上げ事業単独では黒字となっています。金融機関はどんな事でも「融資引き上げ」の理由付けに利用します。
大企業、中小企業を問わず現状から新規産業へ転換する余力が残っているのか・・
展望のない既存産業の延命にのみ貴重な税金は使われているのではないでしょうか?
この瞬間にも今まで国を支えてきた世代から大勢の自殺者が・・・
大企業と違い個人補償を伴う経営者はコンクリートの壁を背にするような心境で行き場のない孤独感と戦っているのではないでしょうか。」

 この投稿文者の現場の声を、政治家や経済評論家は真剣に聞くべきだ。現場を知らずに、不況をいいことに、出演料や、視聴率しか眼中にない連中の無責任発言はもう沢山だ。いま、どんなに、通貨供給量をあげても市中には現金は回らない。なぜなら、官僚と自民党の経済政策は、既得権益層の企業や個人を守ることが主眼であり、小規模事業者や個人企業はその眼中にないからだ。

 いま、予算を成立させることよりも、官僚と自民党の中央集権的な経済政策か、野党が、汚職構造へメスをいれ、規制撤廃による自由経済政策か、どちらを選ぶのか国民の審判を仰ぐべきです。

2月25日(日)  サンプロでの無責任発言には、もううんざり
 今日のサンプロで、高市議員は、森内閣は構造改革に着手している。不良債権の直接償却は、すでにはじめていると森内閣を擁護した。しかし、森内閣の政策の柱は、景気回復であったはず。構造改革は景気が回復したあとにするということだった。

 そうであるならば、景気は回復していることが前提だ。しかし、この議論の前提の景気の判断は、政府と市場の判断が乖離してる以上に議論にならない。政府の大本営発表を、高市議員は国民に押し付けるのか。そして、現状の景気は回復基調にあると判断しているのか。

 それと、不良債権の問題で、直接償却を進める時期にきたというが、小規模事業者は、その淘汰を受けていて、壊滅状態だ。政府が、間接償却で守っていたのは、既得権益の享受の分け前をもらっていたゼネコンを中心とした大企業であり銀行だろう。公的資金をあれだけ注ぎ込んで、ダメでしたで済む話ではない。

 田原は、「これから直接償却や構造改革は、痛みを伴なうものであることを、国民に提示しろ」というが、小規模事業者は、その淘汰を受けていて壊滅状態であり、雇用環境は、高い倒産件数や失業率が何を物語るかはいうまでもない。これからの直接償却や構造改革で、新たに痛手を受けるのは、既得権益を受ける大企業や、公務員。そして、赤字財政で支えられた、年金をうける高齢者層であろう。それらが、日本国民の何割を占めるというのだ。

 いいか、日本経済を支さえる世代はすでにどん底であり、政府がどんなに大本営発表を繰り返しても市場は反応しない。現状を理解しない、政治家はもちろん、田原や、経済評論家たちの無責任発言には、もううんざりだ。

2月24日(土)  中田宏議員の国会答弁打ち切りに思うこと
>23日の衆院予算委員会で質問に立った中田宏氏(民主党・無所属クラブ)が、外務省機密費(報償費)問題で「答弁は控えさせてほしい」と繰り返す河野洋平外相や外務省幹部の答弁に腹を立て、質問を途中で打ち切って引き揚げた。(朝日新聞より)

 ビデオで、この様子を見たが、報道された外務省内規の存在の確認をしている中田宏議員に対し、「報酬費については答弁を差し控えさせていただきます」と答える外務省幹部に、中田宏議員は、「報消費の中身を聞いているのではない。外務省の内規をいま読み上げたが、これは存在するのかどうかを聞いている」と声を荒げていた。

 これを、いつもの国会答弁の風景と片付ける問題ではない。今、永田町の動向は、国民が注視していている。現にこうして、インターネットで、ビデオも自由にみれる時代である。このような状況の中で、永田町の非常識と日本語での会話能力は、世間の常識と日本語の会話能力と一致せず、官僚と自民党の茶番劇を許せる時代ではないことを中田宏議員は訴えた。

 そして、このような議事進行をする、秋田県第2区選出の野呂田芳成議長の不適任を野党は主張すべきだろう。 中田宏議員が、外務省内規の存在の有無を聞いているのに、外務省幹部は、答弁拒否をしているのだから、この答弁拒否が正当かどうか、議長が判断しなければいけない。答弁をするべきと判断したときは、それを勧告し、支持に従わない場合は、懲罰を与えるべきだろう。

 サッカーでも野球でも、審判員がいて初めてゲームが成立する。この審判員が、ゲーム参加する選手の中から出ていることはない。国会でも、審判員が議員であることはおかしい。議論のルールを理解し、中立の立場で議事進行をするのは専門職とするべきではないか。議長は、国会議員の名誉職として座るポストではない。

 もう、世界の非常識といわれた、永田町の非常識は日本でも通用しない。野党は、永田町の非常識の是非を国民に問わなければいけない。KSDとか、機密費の個々の問題は個々の事例にすぎない。自由経済国家、そして民主主義国家として、世界に通用する常識をもつ政府のありかたを国民に訴え、そして国民の審判を仰ぐべきだ。

 野党は。次期総理大臣候補をきめて、不信任案を提出し、選挙で国民の審判を問う道を、国民に開いてほしい。

2月23日(金)  よくこんなことが言えたもんだ。森喜朗
>森喜朗首相は23日の閣議後の閣僚懇談会で、「教育改革など多くの課題を成し遂げるため、気を引き締めて対応して頂きたい」と呼び掛けた。

 森喜朗は、脱税(贈与税)は当たり前、賭けゴルフはやるは、買春の摘発される経験はあるは、こんな破廉恥な奴が、教育なんて口にだすのもおこがましい。街では、子供達に、日本の首相は?と問い掛けると、「あの馬鹿の森でしょ」という回答が帰ってくる。ガキにまで馬鹿扱いされているお前は、日本の恥さらし。

>首相は「私に来るメールは9対1で応援の内容だ」と述べ、政権維持に意欲を示し

 森喜朗を応援するメールってどこにくるんだ。だって、森喜朗は、HPをもっていないし、メールアドレスを公開していないでしょう。それとも非公開のアドレスを持っているとしたら、そこにくるメールならば、機密費で、ご機嫌をとっている、赤坂のホステスたちしかいないだろう。機密費目当ての応援メールが9枚ならば、残りの1枚の、メールは扇千影からじゃないの。酔った勢いで、アドレス教えて、本音を言われたんだろう。

 とにかく、この馬鹿が首相をしていたら、アメリカもロシアも首脳会談をしてくれないし、経済は本当に破綻するぞ。野党は、森喜朗の危機管理を問いただす前に、今の日本の危機を感じ取り、何をなすべきか考えて行動しろ。

 まず、大将を決めて、不信任案を提出し、衆議院を解散させ、国民の審判を仰げ。
これ以上、森喜朗に永田町をうろうろさせるな。

2月22日(木)  昨日、村上正邦君が退学届けを出した
 僕は森喜朗。おひさしぶり。

 最近、内緒で遊んでいたゴルフで、みんなに怒られておとなしくしていたんだ。学校で問題がおきたって聞いたんだけど、お休みの日だったし、「今はお遊びの時間だよ」っていって遊び続けてのがまずかった。でもそのあとすぐに、学校にもどって、着席したんだけどね。みんな、遊び続けたことに怒り出して、まして、ブュシュっていうアメリカ人に何故、電話でお話しをないんだって怒るんだ。

 でも、僕は英語ができないし、電話なんかできないよ。それにブッシュって誰なんだ。みんなが何をいっているのかわからない。だいたい、そんなことをしろなんて僕は聞いていない。いいかい、ぼくは、この大きな椅子に座っていることが、お仕事なんだよ。みんな、わかっていないな。

 ところで、昨日、村上正邦君が退学届けを出した。裏口入学がばれて、みんなにいじめられていたんだ。裏口入学やコネで学校に入るのはみんなしている。僕も、早稲田幼稚園の試験は受けないで、体力テストだけで入れたもの。でも、村上正邦君の場合、裏口入学に使ったお金が、自分のお金ではなかったみたいなんだ。このまま生徒でいると、そのお金のことを先生に言わなければならないから辞めたのだろう。

 どっちにしろ、おまわりさんには呼ばれるよ。むずかしい言葉でいうと横領とか詐欺とかいうらしい。僕なんか、ゴルフ会員権の贈与税を払わなかったけど、もう時効だとかで無罪放免さ。ところで、ここだけの話だけどね、村上君は、腕力が強くて、僕なんか頭があがらなかったから、いなくなって、本当はほっとしている。仲間には内緒だよ。

 みんな、僕が生徒会長をしているのをひがんで、ゴルフで遊びつづけていたことや、村上君のことで、責任とってやめろっていうんだ。何でも株価とかの、わけのわからない数字が落ちていて、それも僕の責任だっていうんだ。あのね、僕は、この生徒会長っていう大きな椅子に座るのが仕事だと教えらたんだ。いわれたとおりにしているでしょ、文句あるの。ブッシュとか、景気とか、株価とか、ゴルフ会員権とか、まして経済なんか知るもんか。だから、辞めない。わかった。機密費も減らしちゃ駄目!あとは、福田康夫君に聞いて。僕は宴会に行く。

2月21日(水)  福田官房長官のご乱心の兆候
 かけゴルフ問題に関して、福田官房長官は21日の記者会見で、「森喜朗首相は人格の非常に立派な方だ。そのぐらい判断できないような非常識な人間だと思ったことはない」と発言した。

 これは言い換えると、「常識のある人間であれば、首相の立場であれば賭けゴルフなどしない。森首相を立派であると思い込めば、賭けゴルフなんて考えれないでしょう。」と思うことで、森首相にたいして、嘘をつく自分をマインドコントロールしている。

 また、「チョコレートを現金化するというなら別だが本当にチョコレートをもらっている」「チョコレートをたくさんとって商売しようということじゃない」などと説明しているが、このチョコレートは、毎夜のご宴会のホステスさん達の、バレンタインデーのチョコレートと勘違いしていて、それだけ、ホステスさんからチョコレートをもらうほど、機密費をつかって、彼女達に貢いでいることがよくわかる。

 さらに、「もう記者クラブは閉鎖だ」と声をあららげる場面もあったという。

 福田長官も、いくら仕事とはいえ、永田町の馬鹿殿様のお相手はうんざりの御様子だ

2月18日(日)  怒鳴る相手を間違えていないか、斉藤さん
>ハワイで愛媛県の漁業実習船えひめ丸が沈没した事故で、衝突した米原潜に乗っていた民間人が浮力を上げるレバーを操作していたと証言したことについて、斉藤斗志二防衛庁長官は16日の記者会見で「大変けしからん話だと思っていますよ」と述べ、続けて「ぶったるんでいる!」と大声で怒りをあらわにした。(朝日新聞より)

 でも、斉藤さん、「ぶったるんでいる」のは、外交のトップが事故報告を聞いても、ゴルフに興じていた奴であり、しかも、遊んでいたゴルフ場の会員権は、脱法行為で不正に取得していた奴だろう。誰だかわかるよな。

 まして、斉藤さん、あんた、アメリカの大使や、アメリカ軍関係者に面と向かって、「ぶったるんでいる!」と大声でいえるのか。そんな度胸があるとは思えないけどね。

 俺は、森喜朗がいたら、「ぶったるんでいる!日本人の恥じさらし。売国奴」と奴の鼓膜が破れるほどの大声で怒鳴ってやるよ。約束する。

2月17日(土)  亀井静香の国民への暴言
 亀井静香は「失政もしていないし、悪いこともしていない首相を、よってたかって引きずりおろすのが我が国のためになるのか。日本人はそんなことをする民族になりさがったのか」と発言した。

 まず、首相就任以来、一貫して右肩下がりで下がりつづける株価。高水準の倒産件数と失業率。物価の下落は何を意味するのか。景気回復を最優先する政策の結果がこれだ。これが失政でなくてなんというのだ。

 「寝ていてくれれば発言」から、「北朝鮮の拉致発言」などの数々の失言。そして、中川、額賀の各大臣の辞任の任命責任はどうなるんだ。そして、えひめ丸と米原潜の事故の対応のお粗末さ。そしてゴルフ会員権の脱法行為にいたっては、せせら笑うしかない

 森内閣の支持率は、7割を超えていて、森内閣退陣は、国民の願いなんだよ。引きずりおろされたら困るのは、亀井、お前だろう。

 国家の前の党があり、国益の前に既得権益があると公言する、亀井静香こそ、日本国の恥じであり、売国奴だ。そんなお前が、日本国民を蔑むとは何事だ。一体何様のつもりでいるんだ。

 次期政権は、許永中が関わる事件の徹底解明をして、亀井を司法の場にさらせ

2月16日(金)  確定申告の受け付けが始まったけど
 2000年分の所得税の確定申告の受け付けが16日、全国の税務署で始まった。申告が必要なのは、個人商店主などの自営業者や年収が2000万円を超えるサラリーマンなどだ。

 東京都千代田区の麹町税務署では、確定申告を呼びかける国税庁のCMにも出演している女優の沢口靖子さんが、大阪・枚方税務署では、宮川大助・花子さん一家が確定申告 申告書を提出して、確定申告を国民のPRをしている。

 しかし、森首相のゴルフ会員権の無償譲渡にかかわる脱税や、それが、時効でおとがめなしなんて聞いて、素直に個人商店主などの自営業者が確定申告するのですかね。官房機密費の使いかたなんかを聞くと、馬鹿馬鹿しくて商売なんかやっていられるかと思うのは当然で、納税どころの話ではないし、下記のような病気が蔓延しそうだ

 自民党に認められた脱法行為

 1 有印私文書偽造
 2 贈与を目的とした名義の書き換え
 3 特殊法人シンジケートによる政治献金
 4 国会内でのセクハラ

 ほかにも自民党の議員には特典がいっぱいある。昨年は、警察の不祥事で、交通違反の検挙数が大幅に下がったが、今年は、自民党の議員への特典が、一般民衆の税金の不払病を引きおこし、流行しそうだ。

 それは、自民党だけに認められる脱法行為が引き起こす現代病だ。不況で、税金を払う余裕がない。税金を払うモラルがなくなった。税金を考えると、森喜朗や亀井静香が、脳裏に浮かび激しい頭痛がおきて支払処理ができない。税務署にいくと、怒りっぽくなり、税務署内暴力をしそうになる。領収書を破る癖がつき、決算処理ができない。確定申告で、自民党に名前を勝手に使われそうで名前が書けない。等々、ほとんど現代病といえるいろいろな症状がでてくる。政府はこの病気が治るまで、税金の取り立ては見合わせなければならない。

 ちなみに病気を治すには、特殊法人シンジケートと自民党というウイルスの駆除だが、これに対抗する抗生物質がないし、あってもいたちごっこだ。つまり、ウイルスをもつ人間の一掃しかない。ほかにいい方法がありますか。

2月15日(木)  元関西大教授が国会内でセクハラで告訴ですか
 比例近畿ブロック選出の、林省之介衆院議員(江藤・亀井派)が、辻元清美衆院議員にたいする、中傷ビラを国会内で配布して、辻元議員から名誉毀損で告訴された。

 中傷ビラの内容は、「『辻元清美』は公約します」と題し、「@『ピンクボート』を全国へ。自由恋愛、自由売春施設を各地に建設、サドからマゾまで内容を充実します。A『共産主義革命』万歳。敬愛する『ポルポト様』のお教えどおり、資本主義のブタ共を見つけしだい殺します。B『学校教育』の充実を。子供に自由を。援助交際−私もやってた−大いにけっこう、先生なんてクソ食らえ。(以下省略)」など、下劣な内容であり、根拠のある意見とは思えない。

 自民党の比例区から出る議員は、ろくな者がいない。不正議員の資格の小山孝雄と村上正邦、そして、今度のセクハラの林省之介。自民党の政治家の資格は、金と名簿だけだ。そこに、政治理念や人格は関係ない。こんな低俗で、低能な人間を比例区に送り出す自民党は政治を志す集団ではない。それを選挙で信任した日本の国民もまた、同レベルの人間なのか。彼らの行動の責任は国民にあることを忘れてはいけない。

 まして、林省之介参員議員の前職は、関西大教授だという。一体何を教えていたのだろう。関西大学の関係者はこの件をどのように考えているのだろう。中傷ビラの内容は、とても稚拙で、教養のかけらもない。たとえ文章の作成に関わっていなくとも、こんな下劣な内容のビラを自分自身で配ることは出来ないはずだ。関西大学の関係者の意見を聞きたい。

 中傷ビラの内容や告訴文は下記URLで見れます
 http://www.kiyomi.gr.jp/kokaiki/2001/115-n8.html#rijikai

2月14日(水)  政治の志のある議員は自民党から離党すべし
 自民党は13日、八代英太広報本部長が「テレビや雑誌のインタビューなどで、自民党の批判をしたような場合、趣旨を聞くべきだ」と発言し、古賀誠幹事長も記者会見で「真意を聞いて対応していくのは当然のことだ」と語り、今後、発言した議員から事情を聴く考えを示した。自民党執行部は同日付で党所属の国会議員に対し、報道番組などに出演する時は、全党的立場で発言することを求める文書を配った。

 ついにここまできたか。戦争を体験している方達は、大政翼賛会の時代を思い出すであろう。自民党は、経済的には、景気は回復していて、国の格付けや、株価は、実態経済を反映していないなど市場を批判するに及んでは、自由経済にいきる国家を放棄する発言であり、イデオロギーでは、数々の失政を、マスコミや世論が批判するのを、批判する側が間違っているとして、言論統制をしようとしている。国家の前に党があり、個人の前に党がある。これがなにを意味するかはいうまでもない。

 自民党は、手負いの猪だ。既得権益に向かって暴走しはじめた。自民党の若手議員は、これに同調するのか。年功序列で、その既得権益にありつけた時代は終わっている。民間で年功序列が崩壊したのとおなじように、霞が関や永田町でも年功序列は崩壊する。とすれば、世襲議員以外は、いまの既得権益にはありつけない。世襲議員でない議員は、目を覚ませ。戦前に、万歳しながら敵に突っ込む兵隊の後方で、荷物をまとめて逃げる段取りに奔走していたのが誰だか知っているだろう。その兵隊でいいのか。

 まだ、日本には間接民主制の砦である、選挙制度は健在だ。党内で改革とかのレベルではない。政治への志のある議員は、自民党を離れろ。利権構造の兵隊になるでない。

 また、マスコミは、毅然とした態度で、言論統制に望んでほしい。インターネットの普及は、世論の形成を、権力で封じ込めることが出来ない時代であることを証明するだろう。

 また一方で、今回の権力とマスコミの対峙している背景には、マスコミもまた、権力志向にあることを認識しなければならない。そして、マスコミは、インターネットの声を謙虚に受け止め、田原総一郎や、久米宏等の個人や組織が、世論を形成し、国政を左右させる情報操作を排除していかなければならない。マスコミは、インターネット時代の世論形成を早期に実現し、それを確立しなくてはいけない。

2月13日(火)  「秘書官が動くなといった」と馬鹿殿様の弁
 森喜朗首相は13日の閣議後の閣僚懇談会で「対応に問題があったと報道されているが、事故が起きてから首相官邸と連絡を取り、秘書官から最初は『そこを動かないでください』と言われた。適切に対応した」と強調したという。

 えひめ丸と米原潜の衝突は事故であり、国家の危機ではない。しかし、ダンピング訴訟問題から、捕鯨問題、最近では、沖縄の知事への侮蔑メールなど、日本人の対米感情は微妙であり、また、えひめ丸に乗っていたのは、実習生という日本の高校生であり、行方意不明者が出ていた。まして相手は、アメリカ海軍の原潜で、アメリカの領海内だ。

 このような状況で、外交のトップである日本の首相が、国民とアメリカに対し、声明を発するのは当然であり、秘書官から「そこを動かないでください」といわれ、じっとしていたとすれば、職務放棄ではないか。

 アメリカは、就任まもないブッシュ大統領であることを考えれば、この事故での外交的優位を制する状況は日本にあった。首相として指示することは、「ブッシュと連絡をとりたい」であろう。このような状況にもかかわらず、「秘書官のいうとうりにしていたから適切な対応だった」の発言にいたっては、開いた口が塞がらない。森喜朗は、お飾りの首相であり、実権はないのだということを内外に発信することになるではないか。

 あのね、馬鹿殿様であることはわかっていたが、こりゃひどすぎる。こんなコメントをいい訳にする取巻きも、パニックになっているのか、てめえたちが何をいっているのかわかっているのだろうか。友は類を呼ぶのごとく、馬鹿には馬鹿しか集まらないのか。

2月12日(月)  支離滅裂の大本営発表 霞が関は大混乱
 麻生太郎経済財政担当相は6日の閣議後の記者会見で、消費者物価の下落傾向が続いているデフレを認めた上で、景気の現状については「個別の経済指標に一喜一憂はしないが、二番底になっている」と語った。 (日本経済新聞より)

 政府は、日本の景気は回復基調にあるといい、その実態を反映しない株式市場を批判しているのだろう。それでは、景気が回復している時に、景気が一時的に後退するのは、「景気の踊り場」といい、「景気の底」とは、下降局面にあるときにいう言葉ではないのか。「景気の二番底」は、当初予想する下降地点からさらに下がる局面をいうのではないのか。とすれば、麻生太郎経済財政担当相の「二番底」の発言はどのように考えればいいのか。

 まして、今日の国会の本会議で、保守党の竹山議員の代表質問では、「景気の踊り場」という言葉を使い、景気の懸念を説いているのだぞ。

 一体、景気は回復基調にあるのか、後退局面なのか、それとも不況のど真ん中なのかどちらなのだ。いくら大本営発表といえども、支離滅裂ではないか。なにをやっているんだ。

 虚言を組み立てることもできない、今の自民党の知的レベルの低さは、そのまま、日本国民の知的レベルを疑われることになる。お前らは、国益だけでなく、日本国民の顔にも泥を塗りつけるきか。

 新聞社も新聞社だ。記者は自分の書いている記事の内容が理解していないみたいだ。そうでなければ、こんなことを漫然を書けるはずがない。しゃんとしろ。

 あー、これでは、株価の下落はとまらない。せめて、1万3千円で下げ止まればいいのだが。本当に自民党はいい加減にしろよ。馬鹿。この売国奴。

2月11日(日)  御主人さまに噛み付きだした番犬
 自民党の番犬である、バグ犬の冬柴鉄三は、ケンカ早くて個人主義的、精力的でタフな犬であり、飼い主には愛情を持って接し、やすらぎを与えてくれる性格なので、まだご主人様に従順ですが、ボクサー犬の神崎武法は、筋肉質なボディと威圧的な外貌をもち、家を守るのには最適な犬の性格で、自分の家がどこであるのかを思い出したみたいで、最近ご主人様の自民党に噛み付きだした。

 KSD関連団体による自民党費立て替え疑惑について「有印私文書偽造に当たる可能性が大きい。自民党としても立て替えの党費分はKSDに返した方がいい」と吠えたり、米原潜と実習船の衝突事故時の森喜朗首相の対応について「どういう形で首相に一報が入ったか分からないが、すぐゴルフのプレーを中断して官邸に戻っていただきたかった」と噛み付いている。

 これを、前足にあごを乗せて上目遣いで、心配そうに見上げるだけの、バグ犬の冬柴鉄三は、ボクサー犬の神崎武法の勢いを止められない。そういえば、プードルの浜四津敏子が最近みないな。元気かな。

 自民党の番犬は、室内で飼う犬が多いせいか、ご褒美ほしさに、ご主人様にどんなに意地悪いことをされてもついていく。だから、散歩していて石を投げられた時、以前は投げる奴に向かっていったのだけど、石を投げられ続けるご主人様に嫌気がさしてきたのだろう。最近石を投げる側を恨めしそうに見ている。石を投げるほうにきたいのだろう。石にあたれば痛いし、みんなから良く思われない。もう機密費というご褒美もないしね。 ご主人様よりも、自分がかわいいし大切だ。背は票には替えられない。

 でもうちのワンちゃんは、そんな不義理はしないよ。犬とワンちゃんは違う!

2月10日(土)  外務省機能改革会議(?)に曽野綾子(?)
>河野洋平外相は9日、外務省の元要人外国訪問支援室長による官房機密費横領疑惑を受けて、民間有識者に再発防止策を検討してもらう「外務省機能改革会議」を発足させると発表した。平岩外四経団連名誉会長ら6人に加え、作家の曽野綾子氏も不定期に議論に加わる。外務省からは衛藤征士郎外務副大臣が同席して意見を聴くという。(朝日新聞より)

 今、国会では、官房機密費横領事件に関して、松尾元室長の個人犯罪とする政府と、松尾元室長を隠れ蓑に、外務官僚やその取巻きの構造的な横領犯罪ではないかという野党と、意見がぶつかっている。このような時に、民間有識者に再発防止策を検討してもらう「外務省機能改革会議」を発足させるとはどういうことなのか。

 再発防止とは、問題の原因が特定した後に議論するためのものであり、今回の官房機密費横領事件の全体の概要がはっきりしないのに、どういう防止策を議論するというのだ。この事件は、松尾元室長の個人犯罪と確定したのか。

 教育改革国民会議でも、教育の荒廃の原因として、「言うまでもなく、教育は社会の営みと無関係に行われる活動ではなく、今日の教育荒廃の原因は究極的には日本の社会自体にあると言える。しかし、社会全体が悪い、国民の意識を変えろ、というだけでは、責任の所在が曖昧になり、結局、誰も何もしないという無責任状態になってしまう」としていて、その提案の土台となる教育の荒廃の原因を、日本の社会全体と位置付けしているのならば、社会自体をどのように直していくかを議論すべきで、その議論をすることが無責任になるとは、どういう論理なのだ。この論理レベルの低さはあきれるばかりだ。

 官房機密費横領事件や、教育改革国民会議の問題解決の議論のプロセスは、ナンセンスである。そして、ともに、あの曽野綾子が関わっているのはなぜだ。

 [添付資料]

 教育改革国民会議のメンバーの曽野綾子が考える奉仕活動の概要が、彼女のHPに書かれていました。その一部を転載します。

1) 小学校、中学校は、毎年9月初めから、約2週間、学校の必修として、各地に分散して設営された簡素な宿舎で、共同生活をし、おのおのその年齢に合った肉体労働をする。
2) 高校生は、大学受験が終わり、就職先も決定した3月末から最低1ヵ月、できれば2ヵ月間動員する。 既に社会で働いている、同年齢もこれに合流する。国有林の下草刈り、農作業の手伝い、老人介護、な ど、健康状態や体力の差に応じて、奉仕活動に従事させる。男女の差はない。身体障害者も同じように動員し、できる仕事をさせる。
3) 各地方に分散して、受け入れのための質素な建物は作るが、大部屋、トイレ、簡単な暖房、シャワー ぐらいは用意するが、徹底して、共同生活に馴れさせ、肉体労働に従事させる。これらの動員の補助的指 導と訓練には、海外青年協力隊員、警察、自衛隊、海外駐在員などのOBや、シルバーボランティアを当 たらせる。
4) このための時間と費用を捻出するため、既に時代遅れの感のある修学旅行制度は廃止する。

2月9日(金)  土井たか子とか、菅直人なんかきらいだね
 僕は、森喜朗。みんな元気かい。国会っていう学校がはじまった。僕は、この学校の生徒会長でもあり、休む訳にはいかないんだ。

 友達の村井正邦君なんか、なんでも不正入学したんだろうって、みんなにいじめられて、不登校になっちゃているんだ。おとといも、遅刻してきてすぐ早退している。でも僕は、毎日来ているよ。夜の宴会があるからね。なんでもがまんするよ。

 みんな、生徒会長の僕のいうことをよく聞くのだけど、それでも、僕に反抗的な子もいる。とくに土井たか子とか、菅直人なんかきらいだね。僕に食って掛かるんだ。あいつらは、頭がよくて、学校の成績はいいみたいだけど、あいつらのいっていることがよくわからない。適当に返事していると、顔を真っ赤にして怒りだすんだよね。

 でも、ぼくのまわりには、お寺さんの息子の、坂口力君や、アメリカかぶれの、河野洋平君、なんでおじいさんがここにいるのかと不思議な、宮沢喜一君に、子供の癖に笑うことも出来ないほど化粧を塗りたくる、扇千景ちゃん達がいてくれるから恐くないよ。

 とにかく国会っていうところは、先生の用意した教科書を読んでいれば怒られない。質問されても、その答えは教科書に書いてある。土井たか子なんか、先生のいわれたとうりに読んでいるのに、突っかかってくるのはなんでだろう。菅直人なんか、KSDだとかムツゴロウがどうのこうのとか、あいつのいっていることはむずかしくて訳がわからない。でも、僕の小遣いの機密費がどうのこうのっていたけど、ちょっと気になるな。まあ、いいか。とにかく、なるべく教科書を棒読みにしていればいいんだ。余計なことをいうと、野中広務君や、青木幹雄君におこられるからな。あの二人には逆らえないんだ。

 あっ。授業が終わった。さあ、今日はどこに遊び行こう。今日も、機密費の中からお小遣いを出して遊ぼう。福田康夫君、はやく持ってきて!

2月8日(木)  福岡地検の捜査情報漏洩事件が警鐘するもの
 最高裁判所の裁判官の任命は、主権者である国民にあり、下級裁判所の裁判官の任命権は内閣にある。つまり、最高裁判所の任命責任は主権者である国民にあり、下級裁判所の裁判官の任命責任は内閣にある。司法は民主主義を守り、国を維持していくための防波堤であるはずだ。その司法が腐ったとき、日本の民主主義はその司法を否定することができるし、また否定しなければならない。憲法では、彼等に終身雇用は保障していない。

 いま、日本に三権分立は完全に機能不全となっていて、民主主義も資本主義もない。民主主義の良識の府が腐ったいま、森内閣は、その任命責任をとるべきだろう。内閣を総辞職し、総選挙で、司法、行政、立法の審判を国民に問わなければならない。

 野党は、この腐った日本の行政と司法をどのように立て直すのか、国民に具体的に明示しなければならない。この福岡高裁の捜査情報漏洩問題の定義するところは、司法も官僚の意のままにせず、国民の審判をもってコントロールしなければいけないということだ。

 いま野党の責任は重大だ。霞が関と永田町の癒着を司法で責任をとらせなくてはならない。少年や子供の社会のみならず、大人社会のモラルを取り戻すためにも、国益を貪った行為は、司法で責任をとらせなくてはいけない。そのためにも、司法は日本再生のためのキーマンだ。腐った司法の情報開示(最高裁判官の情報開示)をして、その審判を国民に託そう。そして、国民が選ぶ次の政権では、下級裁判所の裁判官の任命権をもって、司法を良識の府として再生し、民主主義を取り戻してほしい。

 森内閣は総辞職をし、衆参同時選挙で国民に審判を求めてほしい。

2月7日(水)  土井たか子党首と森喜朗の馬鹿殿様
 6日の社民党代表質問で、土井さんも頑張っているなと代表質問を聞いていた。論点が飛ぶのは相変わらずであったけれど、「辞任がささやかれている総理に質問しても意味があるか。各省庁の文章を寄せ集めた施政方針演説に質問してもむなしいだけではないか」の意見には同感だ。

 自民党への滅私奉公を信条に、毎夜行われる宴会作法を学んだ馬鹿殿様には、政治や経済はわからない。横領した金とねつ造した名簿で議員の資格を得ていても、受かればいいんじゃないのとすまし顔。外交機密費に関しては、これだけ遊興費に使われていることがばれても、毎夜の宴会に精をだし、小遣は足りないくらいだとすねている。さすがに、見直しの方向にはいったが、それは世論に押されたからで、親に注意されたようなもの。

 もっとも、デフォルトというカードをババにした、ババ抜きゲームは、残りカードが少なくなってきて、ここで、負けることがわかっているゲームに参加するのは、森の馬鹿殿様しかいなかったのだろう。昨年の故小渕首相の後を継いだ時の、森の馬鹿殿様が、機密費という小遣いをもらって満面の笑みを浮かべて有頂天であった顔を思い出すと吐き気を催す。

 こんな馬鹿に何をいっても、馬の耳に念仏だ。むしろ、野党は、芸者あげての宴会を森の馬鹿殿様に用意して上げたらいかがだろう。土井党首や辻本清美が芸者姿で迫れば、さすがの森の馬鹿殿様も慄き、総理大臣を辞めてくれるのではないだろうか。

2月6日(火)  「何故 怒らない日本人」の投稿文の返信
>腐敗の塊の政治(自民党/政府)に市民が行動を起こさないのは何故? デモもしなくなった。諸外国なら暴動だ。悪徳政治家の天国というわけですか

 民衆の抗議行動は、デモの時代ではないのではないでしょうか。

 政治と権力のリセットは、武力によるクーデターや、民衆蜂起による所謂、革命があるけれど、それは、情報伝達手段が人間中心であった時代であり、また、間接民主主義が確立していなく民衆の声が、権力にとどかない国家だったからです。

 IT革命とさかんに世間はいっていますが、情報技術は、「情報の処理速度」と、「情報伝達の距離と速度」、そして「遺伝子に関与する情報技術」の3つが、いままでの概念を超えるから革命といわれるのです。その中で、情報の伝達の距離と速度の壁を取り払ったのは、航空機が、光速を突破するのと同じくらいの出来事なのです。それがインターネットだと思います。

 いまの日本は間接民主制は損なわれていません。そして、ラジオやテレビといった一部の少数の人間が情報操作をする時代から、インターネットは民衆に情報のリアルタイムな相互通信を開放しました。つまり、デモで、民衆を集めずとも、その声は権力に届くでしょうし、その声を聞くことが出来ます。

 長野や栃木の知事選挙は、それを証明していませんか。あの加藤氏は、ネットの声を信用することが出来ず、旧態然とした組織票に怯え腰砕けになりました。しかし、インターネットは、民衆の声を権力に届け、その声をだれもが聞くことが出来ます。そして、間接民主主義による選挙でその声を反映するはずです。

 もし、その間接民主制とインターネットによる言論の自由を自民党が否定したとき、デモによる、声と力が必要になるでしょう。

2月5日(月)  松尾前室長の証人喚問はできないのか。
 官房機密費横領事件は、松尾前室長の個人犯罪で片付けるべきではない。億を超える金が、個人の口座にはいり、その使途をほっとく訳がないだろう。使途を明確しなかったのは、松尾前室長をダミーに、その金を貪り食らう構造があったからだ。

 自民党の野中広務は、「国内外の政治をするうえで、特に外交上で使途を明らかにできない金の使い方が存在することは、国民に理解して頂かなければならない」というが、日本の情報収集能力が世界でも高いレベルにあるのならば、納得もいくだろうが、湾岸戦争でも、中国の民間企業の支援の現実からしても、日本の情報収集能力などゼロに等しいではないか。

 また、自民党の尾身幸次にいたっては、「本来の機密費的なものは日本はまだ十分ではない。そちらに響くような削り方をすると、日本の底力を弱める危険性が大きい」との発言にいたっては、開いた口がふさがらない。競馬馬やマンションの購入費用に使ったのは、松尾前室長の個人犯罪かもしれないが、彼をダミーにその金を貪り食らっていた連中を考えれば、こんな国民を馬鹿にした発言はない。


 幕末に、土佐藩の武市半平太は、岡田以蔵を刺客として使い、その勢力をのばしたが、その岡田以蔵の自供で、幾多もの血祭りに上げた幕府要人の名前が判明し、武市半平太は、自刃した。確か、五社英雄監督の映画で、武市半平太を仲代達也、岡田以蔵を勝新太郎、坂本竜馬を石原裕次郎。そして、刺客仲間の田中新兵衛に作家の三島由起夫というキャストで、「人斬り」という映画があった。犬のように扱われる勝新太郎演じる岡田以蔵は、土佐藩に捕らえられ、自分は武市半平太の飼い犬ではないと、いままで武市に命じられて殺してきた、土佐藩や幕府の要人の名前をものすごい形相でしゃべりはじめる。

 松尾前室長よ。あなたもノンキャリアとしての意地があるのならば、元要人外国訪問支援室というものがどういう役割をはたしてきたのか、そして、機密費の使途は、その金の流れはどういうものなのか、国民の前に明らかにしてほしい。キャリアの飼い犬になるでない。

 そして、野党は、捜査を警察にまかせるな。警察は信用できない。外務省の機密費の横領は、霞が関の横領の構造の一端でしかない。選挙で国民の審判を受けない者が政治に関与し、何をしているのか、その現実を国民に知らしめる絶好の機会であろう。松尾前室長を証人喚問することはできないのか。松尾前室長を説き伏せよ。

2月4日(日)  明日から妖怪国会の幕開けだ
 自民党の尾身幸次幹事長代理は4日、NHKの討論番組で「喚問は政治パフォーマンスになっている」とし、「証人喚問をしても、その論議を国民はむなしいとみている」と発言した。

 確かに、野党が予算審議を拒否してまでも、主張する証人喚問が、この事件にどのくらい効力を果すか疑問ではあるが、問題は、自民党議員の国会答弁は、質問の内容がわかっているのかなと、小学生でも首をかしげたくなるような回答を公然とする自民党にあり、永田町の常識は世界の非常識とされている論理に原因がある。

 追求する側にも問題はあるだろうが、自民党議員の無責任で、論理を組み立てる能力が欠如した回答に、我々国民はむなしくなるのであり、特に鼠男の尾身議員の、自己中心的で、支離滅裂の意見をテレビの前で真顔でいわれると、ゲゲゲの奇太郎ではないが、薄気味悪い。

 また、さかんに予算を優先するべきで、KSDに問題点を移すのは、国民の総意に反するといっているが、KSDのようないかさま法人に、予算を与え、KSDから自民党への献金という金の還流構造のための予算など認めようがないだろう。

 鼠男の尾身幸次に、子泣き爺の宮沢喜一、砂かけ婆の扇千景。座敷童子の野中広務に、赤舐めの青木幹雄。袖引き小僧の鈴木宗男。そして河童の古賀誠に、ぬりかべの森喜朗。れれれ・・。正義の味方、奇太郎がいない。明日から妖怪国会の幕開けだ。

2月3日(土)  KSD国会で問うべきもの
 KSDの問題は、いくつもの問題が重複している。私なりの整理してみると、

1 KSDが設立した任意団体「KSD豊明会」が、KSD会員らの名前を使って9万人分の自民党費を約3年間にわたり、会員に無断で負担し、「使途不明金」として会計処理していた件。年間数億円にのぼるこうした党費負担は、関連の政治団体「豊明会中小企業政治連盟」が、元労相で自民党の村上正邦・参院議員会長の参院選支援を打ち出したころから、本格的に始まっていて、村上正邦参院議員と小山孝雄容疑者(自民党を離党)は、不正にねつ造された党費と名簿で、自民党の当選圏内の比例名簿順位を得たという問題。

2 KSDのからむ、額賀福志郎経済財政担当相(辞任)にからむ 受託収賄による森喜朗首相の任命責任の問題

3 小山孝雄容疑者(自民党を離党)の受託収賄罪。古関前理事長からKSDに有利になるような国会質問をするように依頼(請託)を受けた見返りに金銭の授受があった問題。
また、受託収賄は構造的なものであるということ。 

 ほかにもアイムジャパンや、ものつくり大学の問題とかいろいろあるが、これから始まる国会で取り上げるKSD問題はどこに焦点をあわせるのだろう

 まず、野党は、証人喚問を重要視しているが、証人喚問でなにを解明しようとしてるのだろう。自民党議員の受託収賄を、証人喚問で明らかにすることはおそらくできないであろうし、それを国会で追求するべきものなのか。また、受託収賄を突破口に森喜朗首相の任命責任を説いても、責任の概念のない自民党には、馬の耳に念仏だろう。

 また、与党は、鼠親父の尾身議員が、さかんに予算を優先するべきで、KSDに問題点を移すのは、国民の総意に反するといっているが、KSDのようないかさま法人に、予算を与え、KSDから自民党への献金という金の還流構造のための予算など認めようがない。

 自民党の答弁は、質問の内容がわかっているのかなと、小学生でも首をかしげたくなるような回答を公然とする団体であり、永田町の常識は世界の非常識と世界から馬鹿にされている。野党は、常識がわからない自民党に問い掛けても無駄だ。国会の場は、国民に問い掛けるつもりで望んでいただたい。そして、国会で論ずる問題は、個人の犯罪の追及ではなく、国家運営にたいする大局的な問題として論ずるべきである。

 私は、KSD問題に関しては、自民党の当選圏内の比例名簿順位のために、不正にねつ造した金と名簿で、議員の席を手に入れるという行為に焦点を絞ってほしいと思っている。

 これは、選挙で選ばれた者に政治を託すという、間接民主制の根幹に関わる問題であり、日本の官僚政治とは、選挙による国民の審判をうけない官僚が政治に関与している現実を問うべきではないだろうか。そして、選挙による国民の審判をうける政治家もまた、犯罪で作った金とねつ造した名簿で議員になっている現実を問うべきだろう。いいかえれば民主主義を日本国民は否定するのかどうかということだ

 また、経済活動による利潤や賃金を求めるのではなく、国益(税金)を貪り食らうことを目的に、政治の関与する官僚と政治家の活動を、資本主義経済の国家として認めるのかということだ。官僚や自民党のために、国民が家畜として生きていくのかという問いかけになる。

 霞が関と永田町で通用する常識は、無責任だ。なぜ、無責任なのか。それは官僚は、選挙による国民の審判をうけずに政治に関与しているからだ。そして、選挙による国民の審判をうける政治家もまた、犯罪で作った金とねつ造した名簿で議員になっている。責任がなければ、司法も主権も関係ない。

 最終の判断は、国民にあるが、日本を思う心のある議員は、民主主義と資本主義はなんたるものであるかを考え、国民に問い掛けるべきだろう。小事にこだわるな。

2月2日(金)  マジか? 閣僚などの株取引自粛見直し発言
 森喜朗首相は2日午前、先の副大臣会議で政治家や官僚らが株取引を内規などで自粛している現状を見直すべきだとの発言が相次いだことに関して、見直しの方向に一定の理解を示したという。

 政府に所属している人間の発言は、株価に影響があり、政治家や官僚が株取引に関わることは、特定利益のための地位利用、職務の公正性を疑わせる行為に限りなく近く、株式の公平性が損なわれるものであり、株取引の自粛は基本中の基本であり、むしろ罰則規定がないことに疑問の声があがっていたはずだ。

 なぜ、株取引を内規などで自粛している現状を見直すべきなのだ。森喜朗の馬鹿殿様は、「株というものは何か投機的で、国民全体、大衆のものになっていないという感じがある。私らは好きじゃないが、自由に売買できるような環境を整えることが大事だ」とコメントしているらしいが、自由に売買できるような環境を整えるためにも、政治家や官僚らが株取引を自粛しなければいけないのではないか。

 まして、第2次森連立改造内閣は新年度予算で、発行残高が過去最高となる予算案を決めたが、大臣・副大臣計40人のうち、国債を自ら保有しているのは宮沢喜一・財務相や坂口力・厚生労働相ら5人しかおらず、国債の不人気ぶりに比べ、株式の方は29人が所有し、3人が額面で1億円を超えている現実がある。

 ここにきて、閣僚などの株取引自粛見直しに前向きの発言とは! これは、馬鹿殿様ご乱心か。少なくとも、正気ではない。精神病院へ連れて行くべきだ。朝倉病院がいいだろう。取巻き連中は、今日の宴会は中止だ。入院手続きを取れ。

2月1日(木)  日本には、資本主義や民主主義は存在しない
 官僚と自民党による経済政策は、自由経済ではない。

 特殊法人をはじめ、公益法人は、補助金目当ての組織であり、人事は、官僚の天下り先だ。
補助金の原資がなければ、赤字国債を乱発し、子供達に借金を押し付けてまでも、金をねつ造する。そして、官僚と深く結びついた企業は、公共投資の金を目当てにした経済活動しかしていない。いまの日本経済の足を引っ張る、ゼネコンや銀行はまさしくその代表だ。

 「経済は資本が寡占していく過程で成長し、その産業の寡占が終わると、新しい資本の寡占が始まる。寡占が成長していく過程に規制や認可に統制経済が生まれるが、新しい資本の寡占が生まれるとき、そこは自由経済が必要だ。経済は技術を伴い発展するが、それは、資本が寡占していく成長の繰り返しであり、その成長過程で、自由経済と統制経済もまた繰り返すものである。
問題は統制経済で生まれる既得権益である。既得権益は経済法則では除外できない。既得権益は権力であり、この権力を制御するのが政治である。権力が制御できず、権力の交代が出来ない世界は独裁国家であり、経済の発展は望めない。また資本家と労働者の階層間移動が、権力や企業の世襲制などで硬直した社会は、経済も硬直し、その既得権益は、民主主義と対立する。」

 と経済を考えると、いまの日本は、旧ソビエトや、四人組時代の中国とおなじで、統制経済で生まれた既得権益にしがみつくダニに蝕まれていて、自由経済のシステムは機能していない。

 社会主義も共産主義も、人間が既得権益をコントロールできないがために、悪政となり、崩壊したとすれば、日本の官僚主義を機軸とする自民党もそれと同類であり、民主主義も資本主義もそこにはない。

 既得権益は世襲制が公然の事実となり、間接民主制の基本である議員も選挙ではなく、横領した金と、ねつ造した支持者名簿で手にはいる。学歴はいうに及ばす、国家資格までも金で売られる社会。

 そして、国のGDPの70%に届かんとする財政赤字。太平洋戦争中の大本営発表さながらの、政府の経済認識と発表。

 特殊法人をはじめ、公益法人は、補助金目当ての組織であり、人事は、官僚の天下りをその目的としている。補助金の原資がなければ、赤字国債を乱発し、子供達に借金を押し付けてまでも、金をねつ造する。そして、官僚と深く結びついた企業は、公共投資の金を目当てにした経済活動に執心だ。いまの日本経済の足を引っ張る、ゼネコンや銀行はまさしくその代表だ。そしていま、ゼネコンや銀行は、さらに国益を食い尽くそうとしている。

 不況という経済のダイナミックな動きを、既得権益に後押しされた政治で押し殺し、淘汰されるべき大企業を生かし、小資本の企業は見殺し。経済をリセットをさせないで、新しい経済の活力が生まれるとでも思っているのか。

 官僚と自民党は、日本国をなんと思っているのだろう。愛国心というものがないのか。この自民党に、自由と民主がどこにあるのか、答えられる者がいようか。あまりにも、自己中心的な官僚主義と自民党は、日本人ではない。日本から出て行くべきだ。。

 自民党は、官僚政治の代弁者であり、これは、崩壊した社会主義や共産主義の政権と同類だ。国の前に党があり、経済の前に、既得権益がある。自民党をみていて、ナチスやオウムがだぶってみえてきてしかたがない。

 今の日本に資本主義や民主主義はない。国民はこれでいいのか。官僚と自民党から資本主義と民主主義を取り戻すべきではないのか。