日本の歴史は、明治以降に嘘と詭弁で塗り替えられています。
鎖国と攘夷に揺れた幕末から明治維新後の国家建設の先駆けとなったのが、尊王志士であるとされ彼らは、明治維新の志士として今日の歴史で高く評価されています。
幕末の動乱期に、時に孝明天皇は、三条実美や伊藤博文た薩長の志士らによって殺害されています。そして、孝明天皇の第二子である睦仁は明治天皇ではありません。明治天皇は長州の田布施村出身の大室寅之助。
明治天皇のすり替えを覆い隠すために、日本の歴史は明治維新以降嘘と詭弁で書き換えられました。尊王思想とは、男系天皇の思想であり、武家社会は女系社会。大室寅之助が演じる明治天皇を神格化するためには、女系社会の日本の歴史を書き換えねばなりませんでした。
それは、鎖国から開国するにあたり、諸外国と対等に外交交渉するためには、男系社会でなければならなかったという時代背景もありました。が、あまりにも日本の歴史を歪め、嘘と詭弁が堂々とまかり通る社会になります。
過去と現代、そして未来と、史実は連続を持ってつながっていなければなりません。そこに矛盾があるとすれば、それは故意に書き換えられたものであり、その前後には嘘と詭弁が散りばめられています。
明治維新の志士たちが書き換えた日本の歴史を紐解くにあたり、時代を平清盛の時代まで遡り検証したいとおもいます。嘘と詭弁の大元がこのこの時代にあるからです。
学校の歴史を丸暗記し、司馬遼太郎などの歴史小説を鵜呑みにする人たちには、私の論はトンデモ論として映るでしょう。しかし彼らは、私が定義する歴史の矛盾には答えられないでしょう。歴史の矛盾をロマンとするのは自由ですが、それは、権力者の暴力につながるといくことを肝に銘じてください。
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