五次元というのは、宇宙の記憶媒体であるフォトンがコンピュータークラスタのように集められた状態で、意識という電磁的な集合体によって自在に離散集合することができる空間です。
一次元の世界から四次元の世界まで、点と線で結ばれた物質の世界は、フォトンという記憶媒体でばらばらにされた状態が五次元の世界であり、この意味で、一次元の世界から数字的につながりがあります。
宇宙は論理的につながっていなければならず、理論物理学者リサ・ランドール博士のように、上手く隠された空間などで表現するようなものではない。まして、空間の余剰次元はおそらく無限大であるという論理は、まさに神学論的といわざるを得ません。
彼女は、核分裂実験の過程で偶然、一部の素粒子が突然消失するのを発見し、この論理に行き着いたとしているが、この素粒子は消失したのではなく、移動したのであり「量子もつれ」という現象による移動したと考えるのが妥当でしょう。
量子もつれの現象は事実としてあり、物質が記憶という仕事をするのは厳然たる事実であり、科学はそれらの事象から論理を組み立てなければなりません。
各次元での情報は一貫してつながりがあり、その空間は座標軸で位置づけられるフォトンという記憶媒体で記憶され、電磁的なエネルギーでその情報の離散集合ができる世界、つまり、物質世界におけるインターネットの世界が五次元の空間です
意識とは電磁を帯びたフォトンの集合体でありエネルギー体です。このエネルギー体は、思考回路や判断能力をもっています。そして、四次元までの物質の空間を座標軸で管理し、フォトンを通して情報を離散集合します。このフォトンを離散集合する”意識”というエネルギー体で管理される空間が五次元です。
意識というエネルギー体は、五次元の空間を漂い、一次元から四次元までの物質空間をフォトンとう記憶媒体を通して自在にアクセスできます。四次元の世界までは、一筆書きでつながれた空間を移動する速度と時間という概念は、この五次元の空間ではゼロとなります。五次元では、速度と時間がゼロとなります。
ただし、五次元の空間は、あくまで四次元の世界をフォトンという記憶媒体に置き換えたものであり、いわゆる未来という空間はないはずです。人間のいう未来とは、過去に立ち戻れる者だけが許される空間であり、その者にとっての本当の未来はありません。いわば宇宙の最先端をいく存在が未来であり神という存在なのでしょうか。